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スカリオーラ自慢の畑
スカリオーラのカンティーナ
魅惑のカラー、圧倒する濃度と凝縮感、そして素晴しく柔軟な味わい!!
世界中の目利きバイヤーたちが狙うバルベーラ・ワインのスーパー・スター
「スカリオーラ」のワインをご紹介いたします。
前回よりも入荷数は増えましたが、多くはありませんので、ご注文はお早めに♪
ここの「サンシー」は、イタリア最高峰のバルベーラ・ワインのひとつに数えられます。
今年のヴィニタリーでも、このワインを欲しさに世界中のバイヤーたちがひっきりなしに、
彼らのブースに押し寄せていました。
この世界的に不景気な時代、イタリアワイン界も同じで、「数が足りない」とか「売り切れ」などと、
景気の良い話をしていたのは、メジャーになっているワイナリーを含め、このスカリオーラくらいでした。
我々は、早くからその素晴らしさを見出し、注目を集める以前から取引を行っていましたので、
生産量の少ないクリュ・ラインの「サンシー」と「サンシー・セレツィオーネ」を分けてもらっています。
今後、益々目が離せないワイナリーのひとつと言えるでしょう。
近年、高騰してきている「アスティ地区」のバルベーラ・ワイン、
先駆者はブライダ、ブルーノ・ジャコザ、コッポなどでしょうか。
以前は、品種の特徴である「フルーティーさ」はあるのですが、
「酸の強い安ワイン」としてのイメージが強かったバルベーラのワイン。
やはり、アルバなど、他の地区のものなどは、酸が張っていて「硬かった」り、「酸っぱさ」を少なからず感じてしまいます。
しかし、この地区から穫れる上質のバルベーラは素晴しい濃度があり、それら悪いイメージを感じさせません。
どうして「これほどまでに柔らかく、柔軟なワイン」に仕上がるのだろうか
と思ってしまうほどです。
中でもスカリオーラの造るワインは、誰もが好む香りと味わいがあります。
圧倒的な「果実味」と豊かな「酸の柔軟性」が違います!
うっとりさせられる味わいがあります。
<スカリオーラ(ピエモンテ)>
「カロッソ」という小さな田舎町にあるワイナリーです。
見晴らしの良い丘の上にカンティーナがあります。
蔵を訪問したときは、手入れの行届いた見事な畑に、完熟したバルベーラ種とモスカート種が鈴なりになっていました。
エレガントで色気たっぷりの魅惑的な「バルベーラ・ダスティ」と、
爽やかで甘さのバランスが良い「モスカート・ダスティ」、これからの季節に非常に楽しめる高品質なワインです。
ご当地では、白トリュフがたくさん採れ(マリオのお兄さんは、トリュフ取りの名人)、
「バルベーラ」との相性は抜群で、言うことありません。
牛肉のグリルやゴルゴンゾーラ(ピカンテ)、タレッジオ(熟成したもの)などのチーズと合わせて下さい。
グラスに注ぐと、まずダーク・ルビーのカラーが魅惑的に映えます。
そして香りは、凝縮したフルーツの甘いものと上品なバニラの香りと合わさり複雑で、時間と共に素晴しく変化していきます。
圧倒する濃度がありながら、品位を全く失っていません。
タンニンがソフトで、「柔軟」という言葉では表現できないような液体は、
果実味豊かで、口当たりに、たっぷりの旨みを感じさせてくれます。
そして、体に染み込んでいきます。もの凄い出来です。
ワインの深みである「複雑性」が断然違います。
一度は飲んで頂きたいワインのひとつです。
カンティーナの近くにある教会「サン・シーロ」に名前を由来する「サンシー」は、
新樽50%と一年落ちの樽が50%で醸され、樽熟は12ヶ月間されます。
「サンシー・セレツィオーネ」は、樹齢の高い古木(樹齢70年)からのブドウを新樽100%で仕込み、
熟成期間も長く、厚みと深みが断然違います。
スタンダードのクラスの「フレム」でも、蔵の実力がひしひしと伝わってきます。