左：グリフィ1994アヴィニョネージ 右：コンヴィヴィオ1994ジョルジョ・レーニ
どちらも1994年です。
グリフィもコンヴィヴィオも、サンジョベーゼとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドですがこの色の差！
グリフィは半分ほどカベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされておりますが、
コンヴィヴィオはカベルネのブレンド率は２５％ほど。
グリフィは開けたてはアルコールと、少し篭った香りですが、３０分ほどすると、黒果実のフレーヴァーが広がりました。
奥からシダーやハーブ系の香りも。味わいはタンニンはまろやかになっており、ミネラルが豊富で、美しい酸味が広がります。
ボディはそれほどの重みはありませんが、余韻も長めに甘みも残る。素晴らしい熟成をしています！
コンヴィヴィオは、イタリアらしい熟成を重ねています。
色合いを見ただけだと、ピノ・ノワールの古酒なのかと錯覚します。
香りには甘い黒糖や、ドライフルーツ、シロップ漬けの梅、高級な紹興酒のような熟成香と、かなり複雑な香りがあります。
口当たりはとてもまろやか、タンニンは完全に熟成し、ほのかな酸味が、余韻に残る甘みを強調しています。
ブラインドで試飲したらピノ・ノワールと間違えるかもしれませんね。
正直、どちらも良かった！個性があり、面白いワインたちでした。
グリフィは残り１２本のみ！
コンヴィヴィオは残り２４０本ございますので、少しプライスダウンして皆様に楽しんで頂ければと思います！
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