Colle Santa Mustiola (コッレ・サンタ・ムスティオーラ/トスカーナ) |
Poggio Ai Chiari I.G.T
95年の素晴らしさには、飲むたびに感動させられます。
このワインとの出会いは、4年くらい前に遡らなければなりません。
定例のワイン会でブラインドで飲んだのですが、衝撃的でした。
「繊細で大きなフルーツ、酸の芯力、柔軟でキメのあるタンニン、
そして圧倒する存在感」蔵でその話をしているとプライベートのセラーから95年を出し、テイスティングすることになりました。
今回のイタリア・ツアーで最も古いワインでしたが、昨年のワインじゃないかと言うくらいのフレッシュなフルーツがあり、
とても10年近く熟成したワインとは思えず、またまた感銘を受ける次第です。
抜栓して30分くらい経ってくると、香りと味わいは広がり始め、繊細で大きいフルーツが口いっぱいに押し寄せてきました。
素晴らしい一本です。
「酸」の繊細さが違います。
なかなかこのようなワインはありません。
チェンニさんも、本当に良くなるには、あと10年から15年の熟成が必要だと仰っていました。
2000年は、いつも以上に華やかな、甘いバニラの香りと、果実味ののった、柔軟性のある仕上がりで、
早い時期から美味しくいただけるスタイルでしたが、2001年は、その2000年の「品位」、「柔軟性」を失わず、
あの超大作95年の「存在感」とそれ以上の「複雑性」を兼ね備えて、更にスケールアップした味わいがあります。
決して邪魔をすることのない、上品で複雑な樽香と凝縮した、クリーンなフルーツの香り。
そして、スケールの大きさを感じさせる「ハリのある、エレガントな酸」と「キメの細かい、繊細で柔軟なタンニン」は、
圧倒するボリューム感を醸し出し、素晴しく複雑性のある香りと味わいを奏でています。
ワインの柱である「芯力」が、今までのものとは全く違います。
古典的なタイプなので、熟成してこそのワインだとは思いますが、ぜひお試し下さい。
今が最初の美味しく飲める時期なのです。
これを少なくともヴィンテージから10年熟成させることが出来れば、偉大なワインに仕上がるといつもながら確信しております。
(※なお、イタリア国内では瓶熟が必要、販売時期尚早ということで、
未だにリリースされていません。我々だけが少し早く楽しむことが出来ます)
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